宝寺の今日この頃
takaradera's blog
ごあいさつ
GREETING
当宝積寺(宝寺)は神亀元年、聖武帝の勅願に行基菩薩により建立されました。
京都府と大阪府の境に位置し、古来より交通・軍事上の要地であった天王山(270m)南側山腹にあります。
長徳年間(995年-999年)寂昭により中興されました。『続本朝往生伝』(大江匡房著)にも当寺の名が記され、藤原定家の「明月記」にも記されています。菅原道真公も当寺にて出家されております。
天正10年(1582年)、天王山が羽柴秀吉と明智光秀が戦った山崎の戦いの舞台となり、その際宝積寺に 秀吉の本陣が置かれ、元治元年(1864年)には禁門の変で尊皇攘夷派の真木保臣を始めとする十七烈士らの陣地が置かれました。
夏目漱石も当寺を訪れられ「宝寺の隣に住む桜かな』と詠んでいます。 歴史上多くの武人文人が訪れられたこの宝積寺にお参り下さいます様、お待ち申し上げております。
© 2018 真言宗智山派 天王山 宝積寺 All rights reserved.